外来について
甲状腺疾患
甲状腺は、首の中央、気管の前面にある小さな臓器です。
甲状腺はホルモンを分泌する臓器で、全身の発育を促進したり、新陳代謝を盛んにしたりする甲状腺ホルモンを作っています。
そのため甲状腺の病気は、このホルモンのバランスがくずれた状態(甲状腺ホルモンが多い、または少ない)となりますが、そのほかに甲状腺にしこりができる(甲状腺腫瘍)こともあります。よって、甲状腺疾患の診断は甲状腺の機能をみる検査(採血検査)と甲状腺の形態を見る検査(超音波検査)によってなされます。
甲状腺の病気にはどんなものがあるか?
①甲状腺ホルモンが多い ⇒バセドウ病、亜急性甲状腺炎、甲状腺機能性結節等
主な症状:首のはれ、動機、発汗、下痢、体重減少、目が出る(眼球突出)、等
②甲状腺ホルモンが少ない⇒橋本病、粘液水腫等
主な症状:倦怠感、むくみ、便秘、体重増加、首のはれ、等
③甲状腺のしこり⇒甲状腺腺腫、腺腫様甲状腺腫、甲状腺悪性腫瘍等
甲状腺疾患の検査
血液検査による甲状腺ホルモン測定と超音波検査を行っています。甲状腺腫瘍に対する超音波検査では、必要に応じて超音波検査を行いながらの穿刺吸引細胞診検査(採血針程度の細さの針を穿刺し、腫瘍から細胞を採取する検査)を行います。
外科
ケガ・やけど・ウオノメ・巻き爪などの外科的治療を随時行っております。
特に、ご要望の多い巻き爪の治療は、テーピングによる保存的治療、皮膚に損傷が生じている場合は、部分的抜爪を行っております。
痔の疾患についてもご相談ください。
内科疾患
せき・のどの痛み・発熱・下痢などの急性症状から、高血圧・高脂血症などの生活習慣病の治療も行います。
血圧手帳などもご用意しておりますので、診察の際お声掛けください。
その他
心電図測定時に血管年齢も図ることもできます。ご希望があれば、診察時にご相談ください。
予防接種
現在、肺炎球菌ワクチン・風疹(成人)ワクチン接種を予約にて受け付けております。
インフルエンザワクチンは、10月上旬にあらためてお知らせいたします。
病院連携
近畿大学医学部付属病院・府中病院・ベルランド総合病院・和泉市立総合医療センター
堺市立総合医療センター・咲花病院・堺咲花病院・平井医院(和泉市)・いのうえクリニック(和泉市)